夫婦で一緒に過ごす施設探し|要介護2・認知症高齢夫婦

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対象者の基本情報

ご主人奥様
年齢79歳80歳
性別男性女性
介護度要介護2要介護1
認知症無し有り
医療行為無し(将来的に人工透析が必要)無し
生活状態インフルエンザ・肺炎により入院中グループホーム入所中
家族構成お子様なし、甥姪子様がサポート
キーパーソン近隣市在住の甥子様

ご本人・ご家族のご要望

  • ご夫婦で一緒に過ごせる夫婦部屋がある施設
  • 将来的に人工透析が可能な病院への送迎があること
  • 自由度のある外出が可能であること
  • 自宅から車で15分圏内の施設を希望

施設選びのポイント

奥様が先にグループホームへ入所され、ご主人様が一人暮らしをされていましたが、ご主人様がインフルエンザにかかり、さらに肺炎を発症して長期入院。そのため、退院後の生活を考えると自宅復帰が難しく、施設入居を検討されました。
ご主人様の強いご希望は、「奥様と一緒に暮らせる環境を作りたい」ということでした。
また、将来的に人工透析が必要になることも考慮し、以下の条件を満たす施設をご提案しました。

ご提案した施設

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

  • 自宅から車で5分の好立地
  • 過去に人工透析を受けていた入居者がいたため、病院送迎・紹介実績あり

住宅型有料老人ホーム

  • 自宅から車で15分の距離
  • 訪問医が人工透析クリニックの医師で、透析対応がスムーズ
  • デイサービス併設で日中の活動も充実

最終的な選択

一度は「将来的な医療面を考え、安心できる住宅型有料老人ホームが良いのでは」と迷われましたが、甥子様が「急変時にすぐ駆けつけられるほうが安心」と考え、最終的に、自宅から5分のサービス付き高齢者向け住宅への入居を決定されました。

ご主人様

夫婦一緒に暮らせる環境を整えられて、安心しました。

甥子様

自宅から近く、何かあってもすぐ駆けつけられるので安心です。

まとめ

今回のケースでは、「ご夫婦が一緒にいられること」と「万が一の際にすぐ対応できる距離」を重視した施設選びとなりました。
施設を選ぶ際は、

  • ご本人の希望(一緒に暮らしたい・自由に過ごしたい)
  • 今後必要になる医療対応(人工透析対応の有無)
  • ご家族のサポートしやすさ(急変時の駆けつけやすさ)

これらのバランスを考えることが重要です。
今後も、ご本人とご家族の想いを大切にした施設選びをお手伝いしてまいります。

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