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冬に増える転倒事故を防ぐポイント
冬は、高齢者の転倒事故が増えやすい季節です。
転倒は骨折や寝たきりの原因になることもあり、日常生活への影響が大きいため、早めの予防がとても重要です。

ここでは、冬に転倒事故が増える理由と、家庭でできる予防ポイントをわかりやすくご紹介します。
なぜ冬は転倒事故が増えるの?
冬は、路面や室内環境、身体の状態など、さまざまな要因が重なり転びやすくなります。
転倒が起こりやすい主な原因
- 寒さで筋肉がこわばり、動きが鈍くなる
- 厚着によって動作がしづらくなる
- こたつや暖房器具のコードにつまずく
- 床が冷たく、スリッパで滑りやすい
- 夜間や早朝の暗い時間帯の移動

特に高齢者は、バランス機能や筋力が低下しているため、わずかな段差や油断が転倒につながることがあります。
冬の転倒事故を防ぐ3つのポイント
1.室内環境を安全に整える
転倒事故は、屋外よりも自宅の中で起こるケースが多いといわれています。

■できる対策
- 床に物を置かず、動線を確保する
- こたつ布団や電気コードを整理する
- 滑りにくいスリッパや靴下を使用する
- 夜間用に足元灯を設置する
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2.寒さ対策と動きやすい服装を意識する
寒さで身体が縮こまると、つまずきやすくなります。
できる対策
- 部屋を適度に暖める
- 重ね着は「動きやすさ」を重視する
- 立ち上がる前に軽く身体を動かす
無理のない範囲で身体を温めることが、転倒予防につながります。
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3.日頃から筋力とバランス力を保つ
筋力の低下は転倒リスクを高めます。
日常生活の中で、できる範囲の運動を続けることが大切です。

取り入れやすい習慣
- 椅子からの立ち座り運動
- 室内での軽い体操
- 手すりを使った安全な歩行
介護サービスやデイサービスを活用するのも一つの方法です。
まとめ
冬は、環境や身体の変化によって転倒事故が起こりやすくなります。
しかし、
- 室内環境を整える
- 寒さと服装に配慮する
- 日頃から身体を動かす
といった 小さな工夫の積み重ねで、転倒事故は防ぐことができます。

ご本人だけでなく、ご家族や周囲の見守りも大切です。
介護や住環境についてお悩みがある場合は、専門機関や介護サービスへの相談も安心につながります。


