熱中症にご注意ください!|GOGO通信2025 Vol.8

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熱中症とは?

「熱中症」とは、暑さや湿度の高い環境に長時間さらされることで、体温が異常に上がり、体の調節機能がうまく働かなくなる状態です。
特に初夏はまだ身体が暑さに慣れていないため、マスク着用も重なり体内に熱がこもりやすくなります。
熱中症は軽度のものから命に関わる重度のものまであり、早めの対策が大切です。

熱中症の主な症状

  • 立ちくらみやめまいがする
  • 痙攣(けいれん)が起きた
  • こめかみやおでこ、後頭部に痛みがある
  • 体のほてりやのぼせ、発汗が多い
  • 尿量が減り、おしっこが出にくい
  • 意識がぼんやりする
  • いつもと違う様子が見られる
  • 足がつることが増えた

こんな症状が出たら要注意!
熱中症は重症化すると命に関わります。
症状を感じたらすぐに休み、水分補給と体を冷やす対応を。
意識がもうろうとしている場合は、すぐに受診を!

熱中症Q&A

暑い日が続くこれからの季節、熱中症は誰にとっても身近な危険です。特に高齢の方は体温調節機能が低下しており、重症化しやすい傾向があります。ここでは、よくある疑問とその答えをまとめました。正しい知識を持つことで、早期発見・早期対応につながります。

Q.熱中症になると血圧はどうなる?

A.体温を下げるため血管が広がり血流が良くなりますが、体内の水分が減少し血液量が減るため、一般的に血圧は低くなります。

Q.熱中症で言動がおかしくなることはある?

A.体温が極端に上がると脳の働きが低下し、話のつじつまが合わなかったり、幻覚や幻聴が起きることもあります。

Q.顔色の変化はある?

A.初期は血管が広がって顔が赤くなりますが、重症になると血液を大切な臓器に集中させるため、顔色が青白くなったり唇が紫色になることがあります。

熱中症の正しい対処法

意識がある場合

涼しい場所に移動し、こまめに水分補給をしてください。体を冷やしながら、症状が改善しなければ早めに医療機関を受診しましょう。

意識がない場合や呼びかけに反応しない場合

すぐに119番通報をし、救急車を待つ間はできる限り涼しい場所に移動させましょう。衣服を緩め、保冷剤や冷たいタオルを使って首・わき・足の付け根を冷やすと体温を下げるのに効果的です。

水分補給と体温の冷却が重要!

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