レクリエーションのアップデート

高齢者のイメージが固定化していませんか?最新レクリエーション事情についてお伝えします!

目次

今の高齢者は昔の若者

1960~1970年代のトレンド

文化的にも大きな変化があり、ファッションや音楽、社会のムーブメントなどさまざまな面で注目され、高齢者の方々が懐かしむ要素が多いのもこの時代の特徴です。

  • ビートルズやプレスリーが世界中で大ヒット
  • 吉田拓郎や井上陽水といったフォークソングが若者の間で流行に
  • ボウリングブームの到来
  • 日本人の生活を一変させた高度経済成長期による家電ブーム
  • 1964年に東京オリンピックが開催され、日本中が大盛り上がり

このように現在の日本文化の基盤を築いたこの時代は、多くの高齢者の方々にとって懐かしさを感じさせる象徴的な時期です。

あの頃のトレンドを活かしたレクリエーション

フォークソングセッション(音楽療法)

流行したフォークソングを楽しむセッションを開催します。このセッションでは、参加者が知っている歌を歌ったり、カスタネットやリズム楽器などの簡単な楽器を演奏します。

ボウリング大会

当時大流行し、多くの人に親しまれたボウリングは当時の思い出を呼び起こす機会にもなります。体を動かすだけでなく、参加者同士の交流を深める絶好の機会です。

懐かしの映画上映会

当時の人気作品を選ぶことで、利用者に懐かしい思い出を蘇らせます。上映後には、映画についての感想や思い出を語り合う時間を設け、コミュニケーションの場とします。

最新の人気レクリエーション

ペットセラピー

近年介護施設で注目を集めている「ペットセラピー」は、動物とのふれあいを通じて心の癒しを提供します。利用者の孤独感を和らげ、安心感と喜びをもたらし、ストレスの軽減にも効果があるとされています。

デジタルデバイスを使ったゲームやアート

タブレットやスマートフォンを使ったデジタルレクリエーションが広がりを見せています。パズルや脳トレゲームを通じて、楽しみながら脳を活性化させることができます。

ガーデニング(園芸療法)

季節の花を育てたりハーブや野菜を栽培したりすることで、利用者にリラックス感と達成感を与え、手先を動かすことでリハビリ効果も期待できます。

まとめ

介護施設でのレクリエーションは、単なる楽しみを超えて、利用者の心身の健康に大きく寄与する重要なプログラムです。デジタル技術、音楽、ペットセラピー、園芸などを活用した新しい取り組みは、利用者に喜びをもたらし、日々の生活に潤いを与えています。

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